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犬のうんちは1日何回が普通?年齢別の目安
成犬はふつう1日1〜2回、食物繊維の多いフードなら3回ほどうんちをします。子犬はもっと頻繁で、たいてい食後すぐです。24〜36時間うんちが出ないときは、獣医師に相談しましょう。
成犬のうんちは、ほとんどの場合1日1〜2回。食物繊維の多いフードなら3回ほどになることもあります。 これはAmerican Kennel Clubの最高獣医責任者、Jerry Klein獣医師の見解です。子犬はもっと頻繁で、たいてい食後すぐにします。 回数は主に、何を食べているかと1日に何回食べているかで決まるので、同じ家の2頭でも違いが出ます。注意すべきなのは、その犬のいつものパターンからの変化です。そして24〜36時間を超えてうんちが出ないときは、獣医師に連絡しましょう。
成犬のうんちの回数
| 犬 | 1日の排便回数の目安 | 出典 |
|---|---|---|
| 成犬 | 1〜2回 | American Kennel Club |
| 食物繊維の多いフードを食べている成犬 | 約3回 | American Kennel Club |
| 子犬 | 成犬より多く、たいてい食後 | American Kennel Club |
AKCの説明はシンプルです。回数はフードの種類と給餌の回数で決まります。犬はかなり決まったリズムで排便する傾向があり、食後や散歩のあとが多く、朝ごはんから1時間以内に1回、夕ごはんのあとにもう1回、という犬も少なくありません。ずっと1日1回で、便の形がしっかりしているなら、それがその犬にとっての正常です。
子犬と老犬
子犬は成犬より頻繁にうんちをし、AKCによると食べた直後にすることが多いです。トイレトレーニングで「食後、起床後、遊んだあとには必ず外へ」と言われるのはそのためです。1日3〜4回のごはんを食べている時期なら、1日に何回もうんちをするのは普通です。食事の間隔が空いてくると、うんちの回数もたいてい一緒に減っていきます。子犬は何時間おきにおしっこが必要かのガイドではトイレトレーニングのもう半分を扱い、子犬のトイレスケジュールでは両方をもとに1日の例を作れます。
AKCの数字は成犬向けですが、老犬にも同じルールが当てはまります。大切なのはその犬自身のいつものパターンです。ずっと1日2回だった犬が、出にくそうにする、いきむ、出ない日がある、といった場合は動物病院へ。
健康なうんちの見た目
多くの獣医師が使っているのが、Purinaによる健康なうんちの説明です。
- 色: チョコレートのような茶色。
- 硬さ: 引き締まっていて、ほどよく湿り、拾いやすい。つまむと粘土のような感触で、硬くて乾いていたり、ゆるかったりしない。
- 形: 棒状で、形が崩れない。丸くて乾いたコロコロした便は脱水のサインのことがあります。
- 量: おおよそ食べる量に比例します。食物繊維が多いほど便も増えます。
獣医師は便の硬さを、Purinaの7段階の便スコア表で評価します。スコア1はとても硬く乾いていて、ばらばらの粒で出ることが多い状態。スコア2が理想で、しっかりしているが硬すぎず、しなやかで節があり、拾いやすい便です。スコア3と4は棒状ですが、だんだんやわらかく湿っていきます。スコア5と6は棒状にならず山のようになり、スコア7は水のようで形がありません。いつもスコア2だった犬が5や6になり、それが1〜2日以上続くなら、何かのサインです。多くは食事、感染、ストレスが原因です。
注意が必要な色
Purinaが注意して見るべきとしているものです。
| 色・特徴 | 考えられること |
|---|---|
| 緑 | 草をたくさん食べている、または胆のうの問題 |
| オレンジや黄色 | 肝臓や胆汁の問題 |
| 赤い筋 | 腸の下のほうからの出血 |
| 黒くてタール状 | 消化管の上のほうでの出血 |
| 灰色で脂っぽい | 膵臓や胆汁の問題 |
| 白い粒 | 寄生虫 |
便に血が混じるときや、色の変化が続くときは、獣医師に連絡しましょう。
動物病院に連絡する目安
AKCの目安は次のとおりです。
- 24〜36時間を超えてうんちが出ない。 獣医師に連絡しましょう。元気がない、嘔吐する、いきんでも出ない場合はもっと早く。
- 排便しようとしたときに血が出る。
- 腸閉塞のサイン: 嘔吐、脱力、食欲不振、脱水、おなかの張り、おなかの痛み、下痢、またはまったくうんちが出ない。AKCは腸閉塞を、手術が必要になることもある獣医療の緊急事態としています。
- 回数、便の硬さ、色の変化が続くとき。
Purinaはさらに2つを挙げています。下痢や便秘が長く続くこと、そしてお尻を床にこすりつける動作が頻繁なこと(肛門腺が詰まっているサインのことがあります)です。
シンプルなトイレ記録をつける
「ふだん何回くらいうんちをしますか?」「最後にうんちをしたのはいつですか?」は、獣医師が最初に聞く質問のひとつですが、多くの人は記憶で答えています。記録があればそれが変わります。うんちのたびに時刻と、見た目が普通だったかをメモしましょう。1週間で愛犬のパターンがわかります。食後どれくらいでするのか、1日何回か、いつものスコアはどれくらいか。そうすれば、出ない日や、やわらかい便が続いた日に、1週間後ではなくその日のうちに気づけます。子犬のトイレトレーニングガイドでは、同じ記録でトイレトレーニングが早く進む方法を紹介しています。
よくある質問
子犬は1日に何回うんちをしますか?
成犬より多いです。AKCによると、子犬はより頻繁に、たいてい食後すぐにうんちをするので、1日3〜4回のごはんを食べている子犬は、ほとんどの食事のあとにうんちをすることが多いです。食事の間隔が空くにつれて回数は減っていきます。大切なのはその子犬自身のパターンです。1週間記録すれば見えてきます。
犬のうんちが1日1回だけでも普通ですか?
はい。AKCの最高獣医責任者は、成犬なら1日1〜2回の排便を正常としています。決まったリズムで1日1回、しっかりした形のうんちが出ているなら問題ありません。
犬が2日間うんちをしていません。心配すべきですか?
獣医師に連絡しましょう。AKCは、24〜36時間を超えて排便がないのは心配すべき状態とし、元気がない、嘔吐する、いきんでいる場合はもっと早く相談するようすすめています。嘔吐、脱力、おなかの張りや痛み、食欲不振は腸閉塞のサインのこともあり、その場合は緊急です。
犬が1日に何回もうんちをするのはなぜですか?
たいていは食事が原因です。AKCは、食物繊維の多いフードを食べている犬は1日3回ほど排便することがあり、給餌の回数が排便の回数にも影響すると説明しています。急に回数が増えた場合、とくにやわらかい便や水っぽい便を伴うなら、獣医師に相談する価値があります。
健康な犬のうんちはどんな見た目ですか?
Purinaは、チョコレート色で、棒状、引き締まっていてほどよく湿り、形が崩れず拾いやすいうんちと説明しています。Purinaの便スコア表ではスコア2にあたり、しっかりしているが硬すぎず、しなやかで節のある状態です。
参考文献
- How often should my dog be pooping? — American Kennel Club
- All about dog poop: dog diarrhoea, colour, and more — Purina
- Faecal scoring chart — Purina Vet Centre