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犬がよく寝るのはなぜ?年齢別の正常な睡眠時間
成犬の多くは24時間に8〜13.5時間、老犬は12〜15時間、幼い子犬は15〜20時間眠ります。よく寝ていても、食べて、遊んで、普通に反応するならたいてい問題ありません。急な変化や、1日約20時間を超える睡眠は、獣医師に相談する目安です。
成犬の多くは1日8〜13.5時間眠ります(VCA Animal Hospitals、Sleep Foundation)。老犬は約12〜15時間(American Kennel Club)、幼い子犬は15〜20時間(The Royal Kennel Club)です。大型犬や超大型犬はもっと眠り、中年期でも最大18時間寝ることがあります。よく寝ていても、しっかり食べ、遊び、大好きなことのために起きてくる犬なら、ほぼ間違いなく大丈夫です。 注意サインは2つ。その犬自身のパターンが急に変わること、そして1日約20時間を超えて眠ることです。
年齢別の睡眠時間
| ライフステージ | 24時間あたりの睡眠 | 出典 |
|---|---|---|
| 子犬(4〜12週) | 15〜20時間 | The Royal Kennel Club |
| 子犬(3〜6か月) | 14〜16時間 | The Royal Kennel Club |
| 成犬 | 8〜13.5時間 | VCA Animal Hospitals、Sleep Foundation |
| 老犬 | 12〜15時間 | American Kennel Club |
| 大型犬・超大型犬 | 中年期でも最大18時間 | American Kennel Club |
Sleep Foundationは研究からの詳しい数字も示しています。成犬の平均は11時間弱で、午後8時から午前8時までの時間の約60〜80%を眠り、残りは日中の昼寝に分散します。保護施設の犬を対象にした研究でも、同じ11時間の平均が見られました。子犬は日中に眠る時間も合計も多く、夜の睡眠が少ない子犬が多くてもそうです。子犬はどれくらい寝るべきかのガイドでは子犬の時期を週ごとに、老犬の睡眠の変化のガイドではもう一方の端を扱っています。
| ライフステージ | 24時間あたりの睡眠 |
|---|---|
| 子犬(4〜12週) | 15–20 時間 |
| 成犬 | 8–13.5 時間 |
| 老犬 | 12–15 時間 |
出典:The Royal Kennel Club(子犬)、VCA Animal HospitalsとSleep Foundation(成犬)、American Kennel Club(老犬)。上の表と同じです。
犬が人よりずっと長く眠る理由
犬はまとめて一度に眠るわけではありません。何回かに分けて眠り、日中にも昼寝をするので、午前11時にうとうとしていて午後3時にもまた寝ている犬が、必ずしもいつもより多く寝ているとは限りません。たまたまあなたが見たときに寝ていただけです。Sleep Foundationは、犬には人よりずっと多くの睡眠が必要で、日中の昼寝は正常だとしています。RSPCA NSWは、夜の睡眠に加えて日中の昼寝がおよそ4〜6時間としています。
正常な範囲の中で合計を増やす要因が2つあります。
- 年齢。 子犬と老犬がいちばんよく眠ります。理由は正反対で、成長と、ペースが落ちることです。
- 体の大きさ。 AKCによると、大型犬や超大型犬は1日最大18時間眠ることがあります。
暑い日、長いハイキング、来客で忙しかった週末のあとも、翌日は眠そうな犬になります。それは回復であって、病気ではありません。
よく寝ることが注意サインになるとき
VCA Animal Hospitalsは、答えは合計の睡眠時間を測ることにはないと指摘しています。大事なのは行動です。チェックリストは次のとおりです。
- 大好きな合図に起きてこなくなった。 玄関のチャイム、おやつの袋、フックから外すリード。
- ごはんや遊びより睡眠を選ぶ。
- 起きているときにしっかり覚醒せず、ぼんやりしたり元気がなかったりする。
- 睡眠の変化に、嘔吐、咳、脱毛などほかの症状が伴う。 これは必ず診てもらいましょう。
AKCは数字も加えています。1日20時間以上眠る犬には何らかの病気が隠れている可能性があり、それ以下でも睡眠パターンがはっきり変わった犬も同様です。挙げられている病気は、犬の認知機能不全、痛みと関節炎、腎臓病、甲状腺機能低下症、心臓病、一部のがんです。老犬では聴力の低下によって、途中で起きない長い睡眠になることもあります。それ自体は無害ですが、知っておく価値があります。
AKCが受診のきっかけにすべきとするサインは、ごはんへの興味がなくなる、活動が減る、呼びかけを無視しているように見える、音で起きない、楽な姿勢を見つけにくそうにする、新しい場所や行きにくい場所で寝る、などです。
獣医師に伝えること
「どれくらい寝ていますか?」という質問に記憶で答えるのは難しいものです。昼寝は見逃しやすく、心配している飼い主は多めに見積もりがちだからです。受診の前に、1週間分メモを取りましょう。
- 1日の睡眠時間。 夜の睡眠と日中の昼寝に分けて。
- 何がいつ変わったか。 数か月かけてゆっくり増えたのか、1週間で変わったのかで、考えられる原因が違います。
- 食欲、水、トイレの習慣。 AKCのリストにある病気は、たいていそこにも現れるからです。犬が飲むべき水の量と犬のうんちの回数のガイドに正常な範囲があります。
- 起きているときの元気。 散歩を楽しみにしているか、足取りが重いか。
たいていの場合、メモを見れば、年齢と体の大きさから見て正常な範囲にしっかり収まっている犬だとわかります。それこそが求めていた安心です。そうでなかったときは、感覚ではなく1週間分の根拠を獣医師に渡せます。
よくある質問
犬が1日16時間寝るのは普通ですか?
子犬、老犬、大型犬なら普通です。The Royal Kennel Clubは幼い子犬を15〜20時間、AKCは老犬を12〜15時間とし、大型犬や超大型犬の中には中年期でも最大18時間眠る犬がいるとしています。小型〜中型犬の若い成犬なら、16時間は通常の8〜13.5時間を上回るので、ほかの様子も見てください。食欲、遊び、そして起きているときにしっかり覚醒しているか、です。
1歳の犬はどれくらい寝るべきですか?
ほぼ成犬の範囲です。VCA Animal HospitalsとSleep Foundationは1日8〜13.5時間とし、その大半は夜で、あとは昼寝です。大型犬は1歳でもまだ成長中なので、もっと寝ることが多いです。
老犬が一日中寝ているのはなぜですか?
老犬は12〜15時間の睡眠が必要で、日中の昼寝も増えます(American Kennel Club)。聴力の低下で眠りが長く深くなることもあります。AKCが挙げる注意サインは、ごはんへの興味がなくなる、活動が減る、音で起きない、楽な姿勢を見つけられない、新しい場所で寝る、20時間以上寝る、などです。痛み、関節炎、腎臓病、甲状腺や心臓の病気、認知機能の低下がよくある原因なので、健診を予約しましょう。
よく寝る犬は起こしたほうがいいですか?
いいえ。RSPCA NSWは、犬が寝ているときは触ったり起こしたりしないようにとしています。睡眠は健康な1日の一部です。ごはんやトイレなど必要なときだけ起こし、すんなり起きてくるかどうかを見ましょう。
退屈だからよく寝るのでしょうか?
その可能性もありますが、まずほかのサインを確認しましょう。VCA Animal Hospitalsによると、問題は時間数ではなく、犬が大好きなことのためにまだ起きてくるか、睡眠より遊びやごはんを選ぶか、起きているときにしっかり覚醒しているか、です。そうであれば、散歩やにおい嗅ぎ、トレーニングを増やして、もっと楽しいことを用意してあげましょう。そうでなければ動物病院へ。
参考文献
- Is your pet sleeping too much? — VCA Animal Hospitals
- Can senior dogs sleep too much? How much should older dogs sleep? — American Kennel Club
- How many hours a day do dogs sleep? — Sleep Foundation
- Why does my puppy sleep so much? — The Royal Kennel Club
- Meeting the needs of dogs — RSPCA NSW